- この 事で, アブラハム はその 子のために 非常に 心配した.
- 神は アブラハム に 言われた, 「あのわらべのため, またあなたのはしためのために 心配することはない. サラ があなたに 言うことはすべて 聞きいれなさい. イサク に 生れる 者が, あなたの 子孫と 唱えられるからです.
- しかし, はしための 子もあなたの 子ですから, これをも, 一つの 國民とします 」.
- そこで アブラハム は 明くる 朝はやく 起きて, パン と 水の 皮袋とを 取り, ハガル に 與えて, 肩に 負わせ, その 子を 連れて 去らせた. ハガル は 去って ベエルシバ の 荒野にさまよった.
- やがて 皮袋の 水が 盡きたので, 彼女はその 子を 木の 下におき,
|
- このことは アブラハム を 非常に 苦しめた. その 子も 自分の 子であったからである.
- 神は アブラハム に 言われた. 「あの 子供とあの 女のことで 苦しまなくてもよい. すべて サラ が 言うことに 聞き 從いなさい. あなたの 子孫は イサク によって 傳えられる.
- しかし, あの 女の 息子も 一つの 國民の 父とする. 彼もあなたの 子であるからだ. 」
- アブラハム は, 次の 朝早く 起き, パン と 水の 革袋を 取って ハガル に 與え, 背中に 負わせて 子供を 連れ 去らせた. ハガル は 立ち 去り, ベエル · シェバ の 荒れ 野をさまよった.
- 革袋の 水が 無くなると, 彼女は 子供を 一本の 灌木の 下に 寢かせ,
|