- そこで レア は, 「幸運がきた 」と 言って, 名を ガド と 名づけた.
- レア のつかえめ ジルパ は 第二の 子を ヤコブ に 産んだ.
- そこで レア は, 「わたしは, しあわせです. 娘たちはわたしをしあわせな 者と 言うでしょう 」と 言って, 名を アセル と 名づけた.
- さて ルベン は 麥刈りの 日に 野に 出て, 野で 戀なすびを 見つけ, それを 母 レア のもとに 持ってきた. ラケル は レア に 言った, 「あなたの 子の 戀なすびをどうぞわたしにください 」.
- レア は ラケル に 言った, 「あなたがわたしの 夫を 取ったのは 小さな 事でしょうか. その 上, あなたはまたわたしの 子の 戀なすびをも 取ろうとするのですか 」. ラケル は 言った, 「それではあなたの 子の 戀なすびに 換えて, 今夜彼をあなたと 共に 寢させましょう 」.
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- そのとき レア は, 「なんと 幸運な(ガド )」と 言って, その 子を ガド と 名付けた.
- レア の 召し 使い ジルパ は ヤコブ との 間に 二人目の 男の 子を 産んだ.
- そのとき レア は, 「なんと 幸せなこと(アシェル )か. 娘たちはわたしを 幸せ 者と 言うにちがいない 」と 言って, その 子を アシェル と 名付けた.
- 小麥の 刈り 入れのころ, ルベン は 野原で 戀なすびを 見つけ, 母 レア のところへ 持って 來た. ラケル が レア に, 「あなたの 子供が 取って 來た 戀なすびをわたしに 分けてください 」と 言うと,
- レア は 言った. 「あなたは, わたしの 夫を 取っただけでは 氣が 濟まず, わたしの 息子の 戀なすびまで 取ろうとするのですか. 」「それでは, あなたの 子供の 戀なすびの 代わりに, 今夜あの 人があなたと 床を 共にするようにしましょう 」と ラケル は 答えた.
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