- 私は 言った. 私は 自分の 道に 氣をつけよう. 私が 舌で 罪を 犯さないために. 私の 口に 口輪をはめておこう. 惡者が 私の 前にいる 間は.
- 私はひたすら 沈默を 守った. よいことにさえ, 默っていた. それで 私の 痛みは 激しくなった.
- 私の 心は 私のうちで 熱くなり, 私がうめく 間に, 火は 燃え 上がった. そこで 私は 自分の 舌で, こう 言った.
- 主よ. お 知らせください. 私の 終わり, 私の 齡が, どれだけなのか. 私が, どんなに, はかないかを 知ることができるように.
- ご 覽ください. あなたは 私の 日を 手幅ほどにされました. 私の 一生は, あなたの 前では, ないのも 同然です. まことに, 人はみな, 盛んなときでも, 全くむなしいものです. セラ
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- わたしは 言った, 「舌をもって 罪を 犯さないために, わたしの 道を 愼み, 惡しき 者のわたしの 前にある 間は /わたしの 口にくつわをかけよう 」と.
- わたしは 默して 物言わず, むなしく 沈默を 守った. しかし, わたしの 惱みはさらにひどくなり,
- わたしの 心はわたしのうちに 熱し, 思いつづけるほどに 火が 燃えたので, わたしは 舌をもって 語った.
- 「主よ, わが 終りと, わが 日の 數のどれほどであるかをわたしに 知らせ, わが 命のいかにはかないかを 知らせてください.
- 見よ, あなたはわたしの 日をつかのまとされました. わたしの 一生はあなたの 前では 無にひとしいのです. まことに, すべての 人はその 盛んな 時でも /息にすぎません. 〔セラ
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